転職理由の効果的な作り方3ステップ【実例あり】

転職

こんにちはワンハナです。

転職理由がうまく作れないという声をよく耳にします。
なので、こんな記事を書きました。

・転職理由が思いつかない場合の対策を知りたい。
・ネガティブで言いずらい転職理由どうすればいい!?
・面接官に好印象に受け止められるコツが知りたい。

こんな悩みに答えます。

この記事の内容

1.何故「面接理由」を聞かれるのか。
2.転職理由の効果的な作り方3ステップ
 step1:ネガティブOK ポジティブな転職理由に変換
 step2:どんな自分になりたいか。転職で実現したいこととは何か明確にする。
 step3:転職理由と志望動機をつなげてマッチングをアピール
3.面接官がグッとくるプレゼンテーションとは
まとめ

私も転職理由を聞かれその答えに本当に困った経験あります。
転職5回 ブラック企業も経験し、いまは年収850万円
安定の生活を手に入れた2児の父。こんな私がこの記事を書いています。

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何故「転職理由」を聞かれるのか。

そもそも何故「転職理由」が必ず聞かれるのでしょうか。転職の際その人のスキル、実績は当然重要です。しかし企業にとって同様にに重要なのが「転職の理由」です。

企業が「転職の理由」で確認したいことは、「即戦力」で「長く勤めてくれる」人材かどうかです。

「即戦力」とは、転職者が今の会社で実際にどのような業務を遂行し、そのためにどんな行動をしていたかを確認することです。その業務遂行の実績が自社の中でしっかりと活かせるかどうか、という視点で判断しようとします。「長く勤める」ということは、この人間は困難に遭遇した時にすぐに辞めずに、前向きにその困難を解決するための行動をできるかどうかです。

自社で長く働いてくれるかどうかを判断するために「転職の理由」は最重要な判断材料となるのです。また一人の人間を採用するのに相当なコストと時間がかかります。だから、すぐに辞められては困るのです。それと、もし転職者が即戦力にならなかったとしても、この会社が気に入って長く働いてくれればいつかは活躍してくれる人材になってくれる可能性があるからです。しかし、よくあることで、実は私も経験あるのですが、自分のスキルや実績などの自己PRは入念に資料をそろえプレゼンテーションの準備をするのですが、「転職理由」は、曖昧なまま面接に行ってしまう人も意外にも多いのです。ぜひ面接官がグッとくる「転職理由」を作ってください。

転職理由の効果的な作り方3ステップ【実例あり】

「転職理由が思いつかない」「転職理由どう書いていいかわからない」こんな声をよく聴きます。

自分も転職するときに面接官から「どうして転職しようと思ったのですか」と聞かれてうまく答えられずにシドロモドロになって失敗した経験があります。

なぜ転職理由が思いつかないのでしょうか。「とにかく今の会社が嫌で辞めたい」「人間関係が嫌だから」「残業とか多くてきついから」等々、ネガティブな理由で辞めたいと考える人は本当に多いです。なので、「こんなネガティブことは理由にならないよなァ」→「じゃあ何を理由にしたらいいんだ?」となってここで足踏みしてしまう方も多いのではないでしょうか。確かにネガティブな理由はそのまま伝えるワケにはいきません。なぜなら単なる我儘や愚痴と取られてしまい。この人はまた同じ理由で辞めてくなと判断されてしまうからです。

ただネガティブな理由の裏には、そこを改善して自分に合った環境でスキルアップしたいと言う願望があるはずです。その改善したい部分をしっかり理由として成立させて伝ればいいのです。嘘や捏造は絶対ダメですが、少々盛っても構いません思考を切り替えて作ってみてください。

step1 ネガティブOK ポジティブな転職理由に変換

「残業が多くて辛い」とか「上司と上手くいかなくて辞めたい」または「給料が安いから辞めたい」などのネガティブな理由は、そのまま伝えるのはさすがにまずいです。前の項目でも書きましたが単なる愚痴、我儘と判断され絶対落ちる理由の鉄板になってしまいます。

例えば月の残業が100時間で残業代無しが常態化しているとか年間休日が90日以下とか、モラハラ、パワハラが横行しているなど明らかに異常な場合ならば、「それはしょうがないね君のせいじゃないね」と言ってもらえるかもしれません。ただそれだけを語っても内定はまず取れないでしょう。

なぜならそのようなことは労働基準監督局に話すべきことで面接の席で話すことではないからです。

ではどうするか、ネガティブな理由をポジティブに変換してしまいましょう。

例1)「残業が多い、自分の時間が欲しい」→「もっと、自己研鑽できる時間がある環境で頑張りたい」

例2)「今の仕事に飽きた」→「今の会社での仕事からおおくを学べたので、それを基に新しい領域にチャレンジしたい」

例3)「給料が安すぎる」→「給料は自分の評価の指針となるのでこだわってみたい」

例4)「休日出勤が多い」→「今の会社の業務にやりがいを感じているが、長く勤められる環境で腰を落ち着けて仕事に取り組みたい」

このようにポジティブに言い換えることで面接官の印象はだいぶ変わるはずです。ただ欲を言えば、残業を減すために、上司に相談するとか、他の部署に異動願いを出すなどの行動を起こして、それを転職理由にプラス出来たら最高です。問題解決するための行動力こそた評価されるのでかなりの高得点となります。
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step2 どんな自分になりたいか。転職で実現したいこととは何か明確にする。

「残業が多い」「給料が安い」などのネガティブ情報をうまくポジティブ情報に変換できたら、それで終わらずさらにその上でどんな自分になりたいかを考えましょう。今まで経験してきた業務を基に次はどの領域でチャレンジしたいのか。新しい領域にチャレンジするのか、同じ領域でさらに深堀してスキルアップを目指すのか、今後自分が活躍するステージを明確にしましょう。

例1)「残業が多い、自分の時間が欲しい」→「もっと、自己研鑽できる時間がある環境で頑張りたい」

今まで営業職で顧客とのコミュニケーションを通して顧客ニーズの把握に取り組み、現状の商品、サービスの課題を洗い出し、それを商品開発にフィードバックする業務を経験しました。このやりがいのある業務をさらに深堀し、スキルアップをするために自己研鑽できる時間のある環境に転職したいと考えました。

例2)「今の仕事に飽きた」→「今の会社での仕事からおおくを学べたので、それを基に新しい領域にチャレンジしたい」

今まで営業職で顧客とのコミュニケーションを通して顧客ニーズの把握に取り組み、商品、サービスの課題を洗い出しそれを商品開発フィードバックする業務を経験しました。その経験を活かして商品企画という新しい領域にチャレンジしたいと考えました。

このようにstep1で変換した理由に今後自分が実現したいことをプラスしましょう。

step3 転職理由と志望動機を結び付けてアピール

step1 ネガティブな転職理由をポジティブに変換
step2 ポジティブに変換した転職理由から今後「どんな自分になりたいか」
そしてstep3ではstep1.2で作った「転職の理由」に「志望動機」を結び付けて伝えましょう。
「志望動機」とは一言で言うと、自分は「こういう事がやりたい、こういうことを実現したい」だから「それを満たす、御社の求人に応募します。」ということです。ですからstep2の「なりたい自分」になれる条件を満たしている御社に応募します。という形で「志望動機」とつなげてアピールすることで今回の転職の本気度を伝えましょう。

合わせて読みたい【転職】超解りやすい志望動機の作り方5つ。

【転職】超解りやすい志望動機の作り方5つ。
面接官が、志望動機から確認したいことはたった2点だけ。企業が知りたい事がわかれば対策は簡単。志望動機をどう作っていいか分からない。志望動機がお金や待遇面ばかりで作れない。「転職に軸」が決まってないので作れない、そんな方は是非参考にしてください。
ここで絶対にしなければならないことは、step1~step3までに一貫性を持たせることです。
step1で「給料が安い」と言っておいてstep2で「自分の時間をもってゆったり働きたい」と残業の少ない会社を求めstep3で自分の「やりたい仕事」に打ち込める御社で頑張りたい。などとやりがいのある仕事を求める。これでは支離滅裂、説得力ゼロです。

step1 ポジティブに変換された「転職理由」+step2 さらに「このような自分になりたい」+step3 その要素を満たしている御社に入りたい。と言う形になります。

例1)「残業が多い、自分の時間が欲しい」→「もっと、自己研鑽できる時間がある環境で頑張りたい」
step1 今の業務は気に入っていてやりがいもあるのですが、残業が多く平均月00時間となります、もっと自己研鑽できる時間がある環境で頑張りたいと考えました。+step2 今までの営業職では顧客とのコミュニケーションを通して顧客ニーズの把握に取り組み、現状の商品、サービスの課題を洗い出しそれを商品開発にフィードバックする業務を経験しました。このやりがいのある業務をさらに深堀し、スキルアップをするために、+step3 今回、労務管理がしっかりしている御社でぜひ長く働たらきたいと考えました。

例2)「今の仕事に飽きた」→「今の会社での仕事からおおくを学べたので、それを基に新しい領域にチャレンジしたい」
step1 今の仕事から多くを学べたので、それを基に新しい領域にチャレンジしたいと考えました。+step2 今まで営業職で顧客とのコミュニケーションを通して顧客ニーズの把握に取り組み、商品、サービスの課題を洗い出しそれを商品開発にフィードバックする業務を経験しました。その経験を活かして商品企画という新しい領域にチャレンジしたいと思い+step3
独自性のある商品いくつも開発されている御社で働いてみたいと考えました。

こんなプレゼンをされると面接官はかなり高い確率でグッとくるはずです。「こいつは熱意があるな」と、また言っていることに一貫性があるし「ロジックもしっかりしていて説得力」あるぞと、この人間なら即戦力として長く働いてくれるかもしれないと感じてもらえる確率はググっと高まります。

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面接官がグッとくるプレゼンテーションとは

企業側が知りたいのは転職者の本音の部分です、本当はどういう人間かです。そして自社で長く働いてくれそうか判断をしたいのです。だから「ネガティブな理由」がきっかけで転職を思い立ったとしても、そこの本音は伝えるべきです。

もし今の会社に耐えられず辞めたいと思ったとき、何故耐えられないのかを考え深堀し、その原因が、残業、休日出勤が多いという勤務体系についての不満なのか、人間関係なのか、仕事の質なのか、一つとは限りませんが自分なりの原因を洗い出してください。そしてその「ネガティブな理由」を伝えるのです。

ここで大切なことは、ただそのまま伝えてはダメだということです。再三言っているように、それはただの愚痴になるからです。面接官は愚痴には付き合ってくれません。ネガティブ理由はポジティブに変換しましょう。その時に重要なことは、あなたがそれをどう克服したいか、そしてその先にどう成長したいか、そして何を実現したいのか。それを考え抜いてください。それがそのまま面接理由になるはずです。

難しそうな話ですが、どんな自分になれば私は幸せになるんだろう?という視点だと考えやすいかもしれません。

企業側も、それを待っているのです。聞きたいのです。転職しようとする人間は今の会社に何らかの不満や問題を持っていることを企業側も知っています。だからこそ、その人がそれをどう乗り越え、克服しようとしているのか、何を実現しようとしてるのかを伝えてほしいのです。それがしっかりできる人間こそが自社で長く貢献してくれる人材であると考えているからです。

合わせて読みたい面接の流れ。

【転職】面接なんて怖くない!ほぼ必ず聞かれること5つ
あらかじめ聞かれることが分かっていれば面接での緊張感も全然違うものです。どの業界の企業も大体同じ視点で面接を行うため、面接における質問の流れは大体同じ感じになります。ただし転職での面接は新卒に比べてかなりシビアなのでしっかり準備して望みましょう。

まとめ
・「転職理由」は「即戦力」で「長く勤めてくれる」人材かどうか確かめるために聞かれる。

step1 ネガティブな理由はポジティブな理由に変換
step2 そのうえで何どんな自分になりたいか、この転職で実現したいことを明確化
step3 それを志望動機と結び付けて伝える。

・ネガティブ理由をポジティブに変換する時に重要なことは、どう克服したいか、そしてその先にどう成長したいか、
そして何を実現したいのかである。

私も、この記事の内容を実践してうまくいった経験があります。
今考えると、なかなかつたない「転職理由」だったかもしれません
それでも内定しました。だからきっと大丈夫です。
頑張ってくださいね。応援してます。

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