こんにちは、ワンハナです。
・会社が苦痛で、すぐにでも辞めたい。
・でも辞める勇気がない。
・転職していい結果になる気がしない。
こんな方に向けて、少しでも気持ちが楽になり、
より良い方向に向けるように記事を書きました。
この記事の内容
会社を辞めたいと思った時にするべき事
・誰にも見せない紙を用意する
・原因を解決するためにできることは?
・なりたい自分の姿を想像する【辞めるべきか、辞めないべきか】
・自分の行くべき道を決める
・まとめ
転職5回、ブラック企業も経験し今は年俸850万円2児の父。
会社が苦痛で逃げ出した経験者の視点でこの記事を書きました。
会社を辞めたいと思った時にするべき事
サザエさんシンドロームというのがありますが、私はそれより酷くて日曜日の朝から明日は出勤だと考えると気持ちが沈むと同時に心臓がドキドキしてくるような感覚を覚えて、だんだん時間が過ぎていき明日に近ずくに連れてどんどん気持ちが沈んでいく、当然心も体も全然休んだ気がしない。そんな日々を経験したことがあります。しかも何回も。
だから今、会社が苦痛でを辞めたいと思っている方の気持ちが少しは分かると思ってこの記事を書こうと考えました。
当然人によって苦痛の感じ方も、その原因も違うので、この記事があなたにとって助け舟になるかどうかは分かりませんし、「なんだ全然だな」ってこともあるかもしれません。でも、少しでも気分が楽になったり、参考になったりしたらほんとにうれしいと感じてこの記事を書きました。
1.誰にも見せない紙を用意する
よく「一人で悩まずに誰かに相談しましょう」というアドバイスを耳にします。でも自分の悩みは簡単に人に相談できないものです。よっぽど信頼していて、自分のことを理解してくれる人がいるなら別でしょうが、たいていの場合自分にとって的外れだったり、一般論やべき論で根本的な解決に結び付くことはなかなか無いと思います。悩んでいる時というのは、自分の置かれている状況や自分の感じているストレスの原因などを自分で分かっているつもりで、実は、自分自身できちんと分析できていないことが多いのです。気持ちが高ぶって感情的になったり、自分のふがいなさに自虐的になったり、人によってその感情はそれぞれですが、色々な感情が湧いてきて第3者に伝えるのは難しいしものです。相談された方も親身になってアドバイスをしてくれるかもしれませんが、得てして一般論の域を出ない場合が多いと思います。
友人であれ、家族であれ、会社の上司であれ、または転職のアドバイザーであれ、人に相談するタイミングは、
ちょっと前置きが長くなりましたが、まずは今の苦悩の原因を整理することを始めましょう。
「会社で感じる苦痛の原因は何か?」を特定する
まず、思いつくことをすべて紙に書き出しましょう。思いのたけを思い切り、誰にも遠慮することなく!
まあ自分のパソコンでもいいですが最終的にデータは残らないようにしてください。間違っても会社のパソコンは絶対ダメですよ。自分が会社を辞めたいと感じる原因を具体的になるべく突き詰めて書き出してみましょう。
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人間関係が原因ならば、自分に関わっている人の中で誰がストレスになっているのか、どのような関わり合いにストレスを感じるのか。
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上司の〇〇のパワハラあるいはセクハラ、同僚とのトラブル、いじめなど。
「〇〇さんが口うるさく指摘してきて顔を合わせるのもつらい、でも自分にいつも非があるので何にも言えない」とか・・・
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残業が多い、休日出勤が多い、などの勤務体系によるもの。
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今の業務が自分に合わないと感じているなら、業務のどこが合わないのか、どのように合わないのか。やりがいを感じないのなら、何故感じないのか、どこが不満なのかその原因をなるべく詳しく、自分に正直に本当に思うことを書き出してください。
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給料あるいは年俸が安いと感じているのなら、どのくらいほしいのか、自分のスキルで年俸アップは可能と思えるか。
色々書き出してみて、何回も読み返してみてください、感情のままに、思いつくままに、正直な気持ちで書き出したこれらのことが、あなたを苦しめている原因です。
「自分を苦しめているのは、これとこれだったんだな。」とか「これが、最悪のガンだな」とか「考えてみれば、これはたいして悩む問題じゃないな」とか「ひょっとしてこれは俺のせいでもないんじゃないか」みたいな感じで気持ちが整理できると思います。
このように、自分が会社を辞めたいと思う原因がある程度特定できるだけでも 少しだけ気持ちが楽になるはずです。
スポンサーリンク2.原因を解決するためにできることは?
書き出した原因をある程度取捨選択して「これが原因だ」と思えるものを種類別に分けてくくり直してみてください。書いた紙をハサミで切ってもいいですし、カード上に切った紙に書き直しても構いません。
たとえば
・上司のパワハラあるいはセクハラ、モラハラや同僚との関係も含めてた人間関係に関すること。
・残業や休日出勤などのワークライフバランスな関する事。
・仕事内容が自分に合わない、やりがいを感じないなどの仕事内容に関する事。
・給料が安いあるいは年俸が低いなどのお金に関係すること。
こんな感じでいくつかの項目に分けてみてください。気が付くままに、書き出した原因をある程度系統立ててみましょう。
今度はそれを項目ごとに解決できるのか、できないのか、解決するために何をすればいいのか考えてみてください。
以下に考えられる項目ごとに例を挙げてますが、実際は色々なことが交差し、絡まっていることが多いのでこの通りにはいかないと思いますが、参考にしてみてください。
もし上司のパワハラやセクハラ、モラハラが原因で、その上司さえいなければ今の会社もそう悪くはないと考えることができるなら、上司に対して反撃に出てみるのも手です。まずパワハラの証拠を集めることです。ICレコーダーを忍ばせて上司の暴言を録音しちゃいましょう、でも一回ではダメです。常態化していることを証明できるくらいに録音できたら、総務の然るべきところへ訴えましょう、改善されなければさらに労働基準監督署の総合労働相談コーナーの総合労働相談コーナーに相談してみるのもいいでしょう。その上司を移動させるくらいはできるかも知れません。かなり勇気がいることですが腹をくくって自分のために行動しましょう。
ただ気を付けなければいけないのは、直属の上司とかには相談してはいけません。どんなに信頼していると思えてもやめた方が無難です。自分の課からそのような問題が起こったことを上に知られたくないためにもみ消されてしまう可能性が高いからです。
もし会社全体にハラスメントが蔓延しているようなブラック企業であるならば迷うことはありません、さっさと辞めることを決意してその準備にかかりましょう。
最も厄介なのは、同僚など周りの人たちとの関係がうまくいかない場合です。これは決め手となる解決策はありません、その関係をどう見直したらうまくいくか考えましょう、そして行動しましょう、たとえば異動願いを出すとか。どうしてもダメなら、どんな雰囲気の会社なら自分に合うのかをよく考えて、自分にマッチする社風の会社目指して転職の準備を始めましょう。
残業代や休日出勤手当が支払われないような違法が行われてるのであれば、迷わず労働基準監督署などの然るべきところに訴えて、転職の準備を所ましょう。
違法でないのなら、自分が目指す生き方につながるスキルがそこにあるかどうか、ステップアップするために経験すべき職種がそこにあるかどうかよくよく考えてください。もしあるのなら「3年後スキルを身につけてさっさと辞めてやる!」と覚悟を決めて会社に残る選択を考えてみてもいいのではないでしょうか。
自分にとってやりたい業務は何か、やりがいを感じられる業務は何かを考え、会社の中にその部署があるのなら異動願いを出す、その部署につくためにスキルが足りないのであればそのスキルを身につけるまでは会社で頑張り、「3年後スキルを身につけてさっさと辞めてやる!」と自分に言い聞かせて頑張る覚悟をする。自分には、すでにそのスキルがあると思えるのなら、転職の準備に取り掛かるのもいいでしょう。
お金に関しての問題は、自分のスキルのレベルがどのくらいかという問題と業界全体の相場があります。あなたのいる業界が比較的給料の高いレベルの業界で、すでに自分のスキルのレベルに自信があるのであれば問題ありません。スキルがな足りないのであれば残念ながら給料は上がりにくいです。給料アップするために、どんなスキルが必要なのかを考え我慢するしかないです。したがって「3年後スキルを身につけてさっさと辞めてやる!」のパターンとなります。もし比較的給料が低い業界にいるのなら業界を研究して給料の高い業界に転職することも考えられます。その場合、たとえ職種が同じだったとしても、今の自分のスキルが業種、業界が違っても通用するかどうかの見定めが必要となります。そこを考えたうえで転職に準備にかかりましょう。
スポンサーリンクここまででいえることは、「今の会社が辛すぎるから辞めたい」と思った時、その原因を自分の中ではっきりと明確化して書き出してみた結果。
・違法だったり、明らかに不当なブラック企業の場合。
・ストレスにより心身に影響が出て健康を損なう場合。
こんな場合は速やかに転職の準備をするか、直ちに退職し休養してください。体や心を蝕まれて社会から一回離脱した場合に、復帰するまでの時間は計り知れないほどの損失となります。会社に残る方がはるかにリスクが高いからです。
3.なりたい自分の姿を想像する【辞めるべきか、辞めないべきか】
自分に自問自答してみてください。「なりたい自分の姿ってどんなもの?」というものです。
「こんな風のに生きて行けたら幸せだな」とか「自分にとってこんな人生が心地いいな」とか色々自分の言葉でいいので考えてみてください。
・今の会社で辞めたい原因が解決できて、今の会社に残ればその先に「なりたい自分の姿」を実現できる可能性があるのか。
・今の会社を何年か頑張って必要なスキルを身につければ「なりたい自分の姿」を実現できる可能性があるのか。
この2点を考えて実現できる可能性が少しでもあるのであれば会社を辞めたい原因を解決するための行動(上司を訴える等)を起こしてください。また、必要なスキルを明確にして、3年なら3年と時間を切って身につける努力をしてください。
そのまま、今の会社に残って「なりたい自分の姿」を手に入れる目途が付けば、今は苦しくても基本的にそれは幸せな事だと思いますので頑張りましょう、やっぱり転職しようと決意したとしてもこの「原因を解決するための行動」が絶対にプラスとなります。世の中に絶対はないですが行動をせずに今すぐ辞めるより転職が成功する確率は格段に高くなることは断言できます。なぜなら転職の際企業は行動力のある人材を求める傾向があるからです、つまり転職の時生きるのです。苦しくてもそれをおすすめします。
4.自分の行くべき道を決める
会社を辞める時の状況は言うまでもなく人それぞれです。ライフステージによっても全然違うので何が正解なのかは、それぞれ当事者が決めることでだれも責任が取れません。まさに自己責任です。それを分かったうえで言えることは、我慢して耐えるだけの人生は長続きしません、どこかで取り返しがつかないようなリスクが待ち受けているかもしれないのです。
私より優れたスキルを持ち有名な大学を出たにも関わらず、精神を病んで長い間社会復帰できなくなった友人がいます。
超難関大学を出た学歴エリートが、ある日会社に来なくなりその後にご家族が退社を伝えに来た。なんてことも目の当たりにしたことがあります。そういう話は決して特別珍しい話ではありません。そこらじゅうにあります。私も逃げるように会社を辞めた経験があります。
会社に苦痛を感じているならばサッサと逃げ出して自分に合うところを探した方がむしろリスクが少ないともいえるかもしれません。毎日憂鬱な気持ちでを我慢している状況でスキルアップが望めるでしょうか、その会社に生き生きと来る人に勝てるでしょうか。まず無理だと思います。なので長く我慢して勤める方がリスクとも考えることができます。
だからどうしても無理ならば、ここはサッサと逃げだして自分に合った働く場所を見つけましょう。
もし、今の会社で我慢した先に希望を見いだせるのであれば、それは相当ラッキーな事なので前章で述べたように取得するべきスキルを決めて、目標をもって次のステップを目指しましょう。また、辞めたい原因を取り除く行動を起こして、その会社に希望を見い出すことができるのかをしっかり見極めましょう。その後、やっぱり転職となっても習得したスキルや職場の改善のための行動は必ず力になります。
どういうタイミングで転職するにしても、必ずすべきことは「なりたい自分の姿ってどんなもの?」か必ず自分に問いかけてその答えを出してください。
これから始まるであろう転職活動で「なりたい自分の姿」を実現するために、「これだけは譲れない、本当に実現したい事」を明確化することから始めてください、それこそがこれから始まる転職活動のおける「転職の軸」となります。
極論すれば、この「転職の軸」さえ決まれば転職は成功したも同然だからです。
「転職の軸」の作り方を詳しく解説しました、ぜひ参考にしてください
まとめ
・自分だけの紙を用意して苦悩の原因をすべて吐露する。
・「これが原因だ」と思えるものを種類別に分けてくくり直して解決できるか、できないか、
できるとしたらどんな方法か考える。
・「なりたい自分の姿」を想像し、それを実現するための行動を決める。
健康を損なう場合はすぐに辞める。
・「なりたい自分の姿」を実現するために、「これだけは譲れない、本当に実現したい事」
を明確化することから始める。
会社を辞めたいと思った時にするべき事【今すぐにでも辞めたい方へ】は以上となります。
この問題は私にとっても、とても他人事には思えません。
簡単に頑張ってくださいとは言えない問題です。むしろ頑張らないでください。
といった方がいいのかもしれません。
でも本当にメチャクチャ応援しています。
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